雪の日に実感する「高断熱の家」と「そうでない家」の違い2026.01.09
明けましておめでとうございます。巴ホームの坂本です。
年末から雪予報が増えてきましたね!
雪が降る日、家に入った瞬間に「ほっとする家」と「思わず肩をすくめてしまう家」があります。
その違いを生む最大の要因が断熱性能です。普段は意識しづらい断熱の良し悪しも、雪の日・真冬の朝にははっきりと体感できます。今回は工務店の現場目線から、高断熱の家とそうでない家の違いを、暮らしの中で分かりやすく解説します。
1. 玄関を開けた瞬間の「空気の温度」が違う
雪の日に帰宅したとき、まず違いを感じるのが玄関です。
高断熱の家では、玄関を開けても冷気が流れ込む感覚が少なく、室内の空気が安定しています。一方、断熱性能が低い家では、外気の冷たさがそのまま伝わり、廊下まで一気に冷え込みます。
これは壁や天井だけでなく、床下や玄関ドア、窓の断熱性能が大きく関係しています。特に積雪地域では、地面からの冷えも強く、断熱が不十分だと足元から体温を奪われがちです。
2. 暖房の「効き」と「持続力」がまったく違う
高断熱の家は、少し暖房を入れるだけで室内が暖まり、その暖かさが長時間キープされます。雪が降るような日でも、暖房を切ってしばらくは快適さが続きます。
反対に断熱が弱い家では、
- 暖房をつけてもなかなか暖まらない
- 止めるとすぐ寒くなる
- 部屋ごとの温度差が大きい
といった現象が起こります。結果として暖房に頼りすぎ、光熱費がかさむ原因にもなります。雪国・山陰エリアでは、この差が冬の家計に直結します。
3. 床の冷たさが「体の疲れ」に影響する
雪の日に実感しやすいのが床の温度差です。
高断熱の家では、床が冷えにくく、スリッパなしでも過ごせるケースが多くあります。特に小さなお子さんやご高齢の方にとって、足元の冷えが少ないことは大きな安心材料です。
一方で断熱性能が低い家では、床が常に冷たく、長時間立っていると体が冷えて疲れやすくなります。
「冬は家にいるのに、なぜか体が休まらない」
そんな声の多くは、断熱不足による冷えが原因です。
4. 結露・カビの出やすさに大きな差が出る
雪の日は外気温が下がり、室内との温度差が大きくなります。このとき断熱性能が低い家では、窓や壁に結露が発生しやすくなります。結露は放置するとカビの原因になり、建物の劣化や健康被害につながります。
高断熱の家では、室内外の温度差が緩和され、結露が起こりにくい環境を保てます。
見えない部分ですが、家の寿命を左右する重要な違いです。
5. 雪の日の「家事ストレス」が変わる
雪の日は洗濯物が乾きにくく、家事の負担が増えがちです。
高断熱の家では、室内干しでも乾きやすく、空気が冷えにくいため、洗濯・料理・片付けといった日常動作が快適に行えます。
断熱が弱い家では、
- キッチンが寒い
- 脱衣室が冷えて入るのがつらい
- トイレが苦痛
といった「小さなストレス」が積み重なります。雪の日ほど、家の性能が暮らしやすさに直結するのです。
6. 雪国だからこそ「断熱」は贅沢ではなく必須
「高断熱=コストが高い」というイメージを持たれがちですが、雪の降る地域では断熱性能は贅沢ではなく生活インフラです。
建てた直後だけでなく、10年、20年と暮らし続ける中で、快適性と光熱費、健康面に大きな差が生まれます。
工務店として多くの住まいを見てきましたが、雪の日に「この家にして良かった」と言われる家の多くは、断熱をしっかり考えて建てられた家です。
雪の日は家の“本当の性能”が見える日
雪の日は、家の見た目ではなく中身の性能が試される日です。
高断熱の家は、
- 暖かさが逃げにくい
- 体への負担が少ない
- 光熱費を抑えられる
- 家が長持ちする
というメリットがあります。
これから家づくりを考える方、今の家に寒さを感じている方は、ぜひ「断熱」という視点から住まいを見直してみてください。
雪の日にこそ実感できる快適さが、これからの暮らしを大きく変えてくれます。





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