「屋根工事の質」は、完成後には見えなくなる2026.01.23

この写真は、屋根工事の最終段階を迎えた現場の一コマです。一見すると「きれいな青い屋根だな」と感じられるかもしれませんが、注目してほしいのは“色”ではなく、その下にある施工品質です。
屋根は、家の中で最も過酷な環境にさらされる部分。
雨、雪、紫外線、強風…。特に鳥取のように冬の積雪や湿気が多い地域では、屋根の施工精度が住まいの寿命を大きく左右します。
屋根工事は「見えない部分」で差が出る
屋根工事で最も重要なのは、完成後にはほぼ見えなくなる工程です。
・防水シート(ルーフィング)の重ね代
・釘の種類と打ち込み位置
・屋根材の通り(ライン)が揃っているか
・雪止め金具の配置バランス
この写真をよく見ると、屋根材が一直線に美しく揃っているのが分かります。
家づくりで屋根が重要な理由
鳥取市で家を建てる・リフォームする場合、屋根は特に注意が必要です。
・冬場の積雪荷重
・日本海側特有の横殴りの雨
・湿気による下地の劣化
これらを考慮せずに施工すると、
「雨漏り」「結露」「屋根下地の腐食」
といったトラブルが、10年・15年後に表面化します。
現場監督として常に意識しているのは、
「“今きれい”ではなく、“30年後も安心”」という視点です。
足場と養生がしっかりしている現場は信頼できる
この写真では、屋根の周囲にしっかりと足場と養生ネットが設置されています。
実はここも、工務店選びの大きな判断ポイントです。
・足場が安定している
・養生ネットが丁寧に張られている
・作業スペースが確保されている
こうした現場は、安全管理の意識が高い証拠です。
逆に、足場が簡易的だったり、養生が甘い現場では、施工精度も下がりやすくなります。
現場監督の役割は「職人と施主をつなぐこと」
現場監督の仕事は、工程管理だけではありません。
・設計通りに施工されているか
・職人と設計士の意図が共有できているか
・施主様の不安や疑問を現場に反映できているか
屋根工事は、施主様が直接見ることができない工程だからこそ、
現場監督が“目となり、耳となる存在”であることが重要だと考えています。
まとめ|屋根は「家の性能」を守る最前線
この青い屋根の下には、
・防水
・耐久
・断熱
・安全
といった、住まいの基本性能が詰まっています。
鳥取市で新築・リフォームを検討されている方には、
ぜひ「屋根材の種類」だけでなく、
「誰が、どんな管理体制で施工しているのか」にも目を向けてほしいと思います。
「建てて終わり」ではなく、
「暮らし続けて良かったと思える家」を守るために、
今日も一つ一つの現場と向き合っています。





お問い合わせ