見学会では分からないリアルな生活を考える2026.02.13
家づくりを考え始めると、まず行くのがモデルハウス。
どこも広くて、明るくて、きれいで、「こんな家に住めたらいいな」とワクワクしますよね。
でも、実際に暮らし始めてから感じるのは、
**「あれ?モデルハウスで見た感じと違う…」**というギャップ。
今回は、
モデルハウスでは分からなかった「リアルな生活」についてお話しします。
◆モデルハウスは「散らからない前提」でできている
モデルハウスのリビングは、いつ行ってもスッキリ。
床に物はなく、ソファの上もきれい。
でも、実際の暮らしではどうでしょう。
- 学校のプリント
- 子どものランドセル
- おもちゃ
- 洗濯物の一時置き
これが毎日出ます。
モデルハウスでは見えなかったのは、
「散らかることを前提にした収納」。
収納の量だけでなく、
- すぐ置ける場所があるか
- リビングに一時的に逃がせる収納があるか
この違いで、暮らしのストレスは大きく変わります。
◆家事動線は「きれいな状態」では判断できない
モデルハウスのキッチンは、物がほとんど置いてありません。
だから広く見えます。
でも実際は、
- 炊飯器
- 電気ケトル
- 調味料
- ゴミ箱
必ず物が並びます。
主婦として感じるのは、
動線は“何もない状態”ではなく“生活している状態”で考えるべきということ。
洗濯も同じで、
- 洗う
- 干す
- たたむ
- しまう
この流れを頭の中でシミュレーションしないと、
「遠い」「狭い」「面倒」が積み重なります。
◆子どもがいる暮らしは、想像以上に動く
モデルハウスでは、静かに見学します。
でも現実は、
- 朝はバタバタ
- 帰宅後はドタドタ
- 夜はおもちゃが広がる
子ども2人が動くと、家の中は一気に“生活感”が出ます。
そのときに大事なのが、
- 走り回っても邪魔にならない通路幅
- ぶつかりにくい家具配置
- 片付けやすい収納の位置
モデルハウスでは「素敵」に見えても、
子育て中の暮らしに合うかどうかは別問題です。
◆冬の寒さ・暑さは、住んでみないと分からない
モデルハウス見学は、短時間。
しかもエアコンがしっかり効いています。
でも実際に暮らすと、
- 朝の脱衣室が寒い
- 廊下に出た瞬間ヒヤッとする
- 冬の室内干しが乾かない
こうしたことは、家の性能が大きく影響します。
主婦にとって、
- 寒くない
- 結露しない
- 洗濯がラク
これは贅沢ではなく、毎日の暮らしを支える大事な条件です。
◆「見た目がいい家」と「ラクな家」は違う
モデルハウスは、とにかく見た目がきれい。
でも、主婦として思うのは、
ラクな家=続けられる家だということ。
- 掃除しやすい
- 片付けやすい
- 家事が一人で完結しやすい
こうした要素は、パッと見では分かりません。
だからこそ、
「モデルハウスみたいにしてください」よりも
**「私たちの生活に合う家にしてください」**と伝えてほしいと思います。
◆モデルハウスは“参考”、暮らしは“主役”
打ち合わせで、
「モデルハウスと同じ感じがいいです」と言われることがあります。
でも本当は、
- 朝の流れ
- 洗濯の回数
- 子どもの年齢
- 将来の暮らし
こうした話を聞かせてもらえた方が、
ずっと暮らしやすい家になります。
主婦の「なんとなく不安」や「うまく言葉にできない違和感」は、
実はとても大事なヒントです。
モデルハウスは、家づくりの入り口としてとても大切です。
でも、そこにあるのは「理想の空間」。
実際に毎日を過ごすのは、
- 洗濯をする私たち
- 子どもを育てる家族
- 忙しい朝と疲れた夜
暮らしの主役は、家ではなく人です。
モデルハウスでは分からなかったリアルな生活を、
ぜひ家づくりの打ち合わせでたくさん話してください。
主婦が「この家、ラクだな」と思えること。
それが、家族みんなの幸せにつながると、私は思います。





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