鳥取でリフォームを検討されてる方に知って欲しい2025.11.18

今日は、お客様から特にご相談の多い「リフォームをする際の注意点」について、現場の実例を交えながらお話ししたいと思います。
写真にあるようなスケルトン状態の現場は、家の構造や配線・配管がすべて見えるため、リフォームにおいて最も判断が重要になる時期でもあります。リフォームは見える部分だけではなく、“見えない部分”の品質が住み心地や安全性を左右します。
この記事では、最低限押さえておくべきポイントを、できるだけ分かりやすく解説していきます。
1. まず最初に確認すべきは「建物の状態」
リフォームは「今の家をキレイにする」ことが目的ではなく、「今後も安心して暮らせる状態にする」ための工事です。
その第一歩は、建物の基礎・柱・梁などの構造体が健全かどうかをしっかり調査することから始まります。
●構造の劣化は見逃してはいけない
スケルトンにすると、普段は目に見えない部分が現れます。
例えば以下のようなケースは鳥取でも珍しくありません。
- 壁内の木材が一部腐朽している
- 過去の地震で梁がずれている
- 白蟻による被害がある
- 湿気で断熱材が機能していない
これらは表面の仕上げだけでは絶対に分かりません。
工務店による細かいチェックを怠ると、「綺麗になったのに数年で問題が出た」という事態にもなりかねません。
●地震の多い日本では“補強の判断”も重要
特に築30年以上の住宅は、現在の耐震基準を満たしていない場合があります。
リフォームのタイミングは補強の絶好のチャンス。
「内装を剥がした後でなければできない工事」は多いからです。
2. 配線・配管のやり直しを“ケチらない”こと
写真にも電気配線が多数見えていますが、これらはリフォームで非常に重要なポイントです。
●古い電気配線は危険を伴うことも
40年以上前の住宅では、今の電力量を想定していない配線も多く、
電子レンジやエアコン、IH調理器などの使用でブレーカーが頻繁に落ちることがあります。
最悪の場合は発火の恐れもあるため、電気配線の全面的な見直しは非常に価値があります。
●給水管・排水管は“寿命”がある
配管の材質にもよりますが、30〜40年程度が交換時期とされています。
床や壁を完全に剥がしている今こそ、配管の交換には最高のタイミングです。
後からやり直すと費用が倍以上かかることも珍しくありません。
3. 断熱は“目に見えない快適性”を左右する
鳥取は冬が寒く、湿気が多い地域でもあります。
断熱性能が低いと、暖房が効かず、結露が発生し、家の寿命まで縮めてしまいます。
●断熱材の種類と施工精度が大切
よくあるのは、「断熱材は入っているけど隙間だらけ」というケース。
断熱材は入っているだけでは効果を発揮しません。
施工の丁寧さこそが性能を左右します。
●窓の断熱改修はコスパが高い
窓は熱が最も逃げる部分なので、内窓や樹脂サッシにするだけで冬の暖かさが大きく変わります。
光熱費の削減にも直結するため、最も“元が取れるリフォーム”の一つです。
4. 間取り変更は“構造的に可能か”が最優先
リフォームの中でも特に人気なのが間取りの変更です。
ただし、柱や梁には「取ってはいけない部分」が存在します。
●耐力壁の判断はプロでなければ難しい
間取りを広くする際は、どの壁が建物を支えているのかを正しく判断しなければなりません。
誤って撤去すると、地震時の倒壊リスクが一気に高まります。
●構造計算を行うことが大前提
大規模な間取り変更の場合、構造計算を行う工務店を選ぶことが大切です。
「なんとなく大丈夫」という判断ほど危険なものはありません。
5. 見積もりは“詳細まで書かれているか”を確認する
リフォームの見積もりは、工務店によって書き方も内容もバラバラです。
●注意すべき見積もりの特徴
- 工事内容をざっくりとしか書いていない
- 単価が記載されていない
- 追加工事が発生する可能性が不明確
こうした見積もりは、後から追加費用が膨らむトラブルにつながることがあります。
●見積書は“家づくりの設計図”
良い見積書は、施主と工務店の認識を合わせるための重要な資料です。
細かく書いてあるほど安心だと考えてください。
6. 工務店選びで失敗しないために
リフォームは“人”で決まります。
良い工務店は、契約前から態度が違います。
上辺だけの言葉に惑わされない。[今契約すると、〇〇円安くなります。キッチンがお安くできますとか、何かと契約を迫る]
● 信頼できる工務店の特徴
- 説明が丁寧で、質問にしっかり答えてくれる
- デメリットも包み隠さず言ってくれる
- 現場管理がきちんとしている
- アフターフォローを約束してくれる
- 見積もりや工事内容を透明化している
逆に、曖昧な回答をしたり、急いで契約を迫るような会社は注意が必要です。
7. リフォームは“暮らし方を見直す絶好の機会”
単に古い部分を新しくするだけでなく、
これからどんな暮らしをしたいのか、家族構成がどう変わるのか、
10年後、20年後の生活までイメージしてプランを立てることが大切です。
- 子どもが独立した後の暮らし
- 将来の介護動線
- 省エネ性能の向上
- 収納量の見直し
- 家事がしやすい動線づくり
- 使わない部屋を有効活用したい
- 昔からの古い家を減築したい
リフォームは「生活を整えるチャンス」でもあるのです。
まとめ
リフォームは、新築以上に判断が難しい工事です。
見えない部分の品質が、将来の安心・安全・快適性を大きく左右します。
湿気や寒さがある地域だからこそ、建物の状態把握・断熱改修・配線配管の見直しは特に重要です。
“表面だけをキレイにするリフォーム”ではなく、
“家を長く使うためのリフォーム”を選んでいただきたい。
そのためにも、信頼できる工務店と一緒に、しっかりと手順を踏んで計画していくことが何より大切です。





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