季節の変わり目にこそ考えたい、「冬に強い家づくり」2025.10.24
~鳥取の冬を知る工務店が伝えたい、あたたかさの工夫~

こんにちは。巴ホームの坂本です。
朝晩の冷え込みが日に日に増し、秋から冬への移ろいを肌で感じる季節になってきましたね。
家づくりに関わっていると、この“季節の変わり目”にこそ、お客様の暮らしに対する気づきが増えることを実感します。
「朝起きたとき、リビングが寒い」
「結露が気になる季節になってきた」
「洗面室が冷えてヒヤッとする」
そんな日常の不満が、家づくりを見直すヒントになるのです。
今回は、鳥取の冬を熟知した私たち工務店の目線から、「冬に強い家」をつくるために大切な視点をご紹介します。
鳥取の冬は、寒さ・湿気・雪との戦い
鳥取市の冬は、気温の低さだけでなく湿度や積雪も大きな要素です。
特に日本海側特有の冷たい風や、冬型気圧配置による曇天・湿気は、家の快適性に大きく影響します。
「エアコンをつけても足元が冷える」
「窓の結露がすごくて、毎朝ふき取るのが大変」
「室内干ししても乾きにくい」
こうした悩みを減らすためには、設計段階からの対策が必要不可欠です。
冬に強い家づくりのポイント
✅ 高断熱・高気密の構造
まず基本となるのが、「高断熱・高気密住宅」です。
断熱材の性能だけでなく、施工精度による隙間のなさ=気密性が冬の快適さに直結します。
✅ 窓・サッシの性能をあなどらない
断熱性能の約6割は「窓」から逃げると言われています。
鳥取市のような寒冷地では、**樹脂サッシ×Low-E複層ガラス(二重ガラス)**は必須です。
窓の位置や大きさ、日射取得・遮蔽のバランスも考慮し、「寒くない+明るい」窓設計を行います。
✅ 結露対策=健康対策
冬に起きやすいのが「窓の結露」です。放置するとカビの原因となり、アレルギーや喘息などの健康被害にもつながります。巴ホームでは、断熱・気密と合わせて計画換気も重視。
換気システムで暖かい空気を逃がさず、きれいな空気を取り込む家づくりを実現しています。
✅ ヒートショックを防ぐ、家中あたたかい設計
冬場に多いのが、「リビングと脱衣所の寒暖差」によるヒートショック。
特に高齢者にとっては命に関わる問題です。
そこで私たちは、室温差を生まない家全体の断熱・気密・空調計画を大切にしています。
「寒い季節が好きになる」家を、鳥取市で
家は、季節を感じながら暮らす場所。
でも、冬が「我慢の季節」になってしまうのはもったいないと、私たちは考えています。
- 帰宅してすぐあたたかい
- 朝起きても寒くない
- 窓辺で読書をしても快適
- 家の中で風邪をひかない
そんな「寒いけど、心地いい」冬の暮らしを、工務店として一緒に考えていきたいのです。
冬支度の前に、「住まいの見直し」を
季節の変わり目に、服や道具の冬支度をするのと同じように、家の性能や設備も見直すタイミングです。
鳥取市でこれから家づくりを始める方、冬に寒さや結露でお悩みの方、
ぜひ一度、冬に強い住まいのつくり方を巴ホームにお気軽にご相談ください!





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